2017年6月7日~7月18日 北海道上陸~北海道脱出 ~日本一周ツーリング第七章~

宗谷サンセットロード後半

これまでのあらすじ~2017年日本一周ツーリング~

2017年4月9日~4月16日 出発から淡路島上陸~日本一周ツーリング第一章~

2017年4月16日~5月1日 淡路島から四国脱却まで~日本一周ツーリング第二章~

2017年5月1日~5月15日 岡山から沖縄上陸~日本一周ツーリング第三章~

2017年5月15日~5月21日 沖縄上陸から沖縄脱出~日本一周ツーリング第四章~

2017年5月21日~5月27日 九州着から脱出まで~日本一周ツーリング第五章~

2017年5月27日~6月7日 本州縦断、北海道上陸~日本一周ツーリング第六章~

さて、いよいよ北海道上陸
本州の梅雨から逃げて北海道へ入り、まさか40日間も北海道にいるとは思いませんでした。
それでも全然足りず、まだまだ走っていない場所もあります。
40日間分の文章量が多いのでハイライトのみで行きましょう!
それでは本編です。

※グダグダ長文注意
本当に縦横無尽に右往左往していたのでまとめきれてないです。まとめる気もあまりないけど
実は3回程リライトしています。
毎回5000文字超えするので流石に長文になりすぎました。
なので、思い切って形式ごと変えてみました。

北海道の思い出

北海道に入ったのは6月7日
ちなみに北海道脱出したのは7月18日
本州が梅雨に入る時期に、逃げるように入りました。
なぜなら、
北海道には梅雨が無い
と言われているから。

これは、違います。
今では北海道にも梅雨はあります。
断片で2週間ほどの期間ですが、不安定で雨が多い時期があるようです。

まさに、北海道に入った時期がそれでした。

初山別の雲

梅雨避けを期待して入った北海道
早速期待を裏切られ、絶望していました。
絶望していてトイレで一夜を過ごしてしまいました。

多目的トイレ

それがスカッと解消したのが三日目ぐらいの快晴。

日本海オロロンライン

日本海オロロンライン

しかもバイク乗りでは有名なオロロンラインに着いた日。
ちょっと信じられないくらい快晴。

エサヌカ線の道

エサヌカ線

函館から道北へ行くまでは苦痛でした(笑)
天気にも左右されましたが、北海道といえばこんな直線道路をイメージしていたので、オロロンラインに入るまでは全く楽しくなかったです。
むしろ中途半端に曲がっていて展望も良くない様な道が続くので苦痛でした。

とりあえず海沿いの時計回りで一周してから内陸を走ろうと考えていたので最北端の宗谷岬へ。

宗谷岬

宗谷岬

宗谷岬に着いた時に親父から電話が掛かっていました。
久しぶりに聞く親父の声。
家では会話も殆どない親子ですが、声を聞くと安心するというか、懐かしさを感じました。

知床峠ではウトロ側は曇り、峠の頂付近から晴れ始め羅臼へ下ると完全に晴れになりました。

知床峠とバイク

知床峠山頂付近

雲の流れがとても速く、幻想的でした。

この日本一周中でかなり思い出が出来た霧多布岬キャンプ場に泊まり、北太平洋シーサイドラインを走り根室市へ

北太平洋シーサイドライン先霞

北太平洋シーサイドライン

根室市には本土最東端の納沙布岬があります。
納沙布岬は北海道灯台発祥の地でもあるみたいですね。

納沙布岬

本土最東端の納沙布岬

あまりにも気持ちよかったので再び北太平洋シーサイドラインを通りました。

国道を走っていましたが、いくつもの牧場を通り襟裳岬へ

襟裳岬

襟裳岬

そのまま苫小牧、室蘭を走り海沿いの北海道一周は終了できました。
6月14日に函館まで戻っているので、丁度一週間かかっていますが、雨で丸一日走らなかった日があるので、稼働日は13日間でした。

内陸へ行く前にオイル交換です。
探しに探してやっと見つけたのが江別市にある松村商会さん。
以前はハーレーのディーラーもやっていたそうですが、今は撤退してバイク販売はインディアンのみみたいです。
北海道にいる間の整備は全てまかせてしまいました。

松村商会

松村商会

この翌日、フロントのタイヤ付近から金属を擦り合わせたような異音がしたので緊急作業でブレーキパッドの交換をお願いしましたが、快く引き受けてくれました。

北海道ツーリングで覚えておいてほしいこと

北海道で苦戦した!ゴミの処理

キャンプをして、自炊しているとどうしてもゴミが出ます。
本州であれば殆どの道の駅にゴミ箱が設置してありましたが、北海道の道の駅では一切見なかったように思います。
そうなると、ゴミを捨てれるのがコンビニのごみ箱を利用させてもらうのですが、それも数はあまり多くありません。
ゴミを持ち歩く事が増えるんですが、しっかり隠してバイクに積んでおいてもカラスに見つけられて荒らされます。
バイクを置いて観光していたら何度も荒らされてしまいました。
カラスも私の事を覚えたらしく付きまとってきます。

北海道カラス

カラスに付きまとわれる


一度覚えられると本当に付きまとわれます。
バイクを停めて買い物や観光も心配で楽しめない日が続きました。


対策は本当に簡単な事ですが、
面倒でもゴミはしっかりバッグへ入れる
これに尽きると思います。

距離感が狂う

ツーリングマップルが手元にある人は確認してほしいですが、本州と北海道では倍率が違うんです。
本州は140,000:1の倍率で、地図上の1cmは実距離で1.4km
北海道は200,000:1の倍率で、地図上の1cmは実距離で2km
になっています。
つまり、地図上では一時間に走れる距離が短くなります。
それを知らずに走っていると、走れど走れど進めません。

北海道に入りたての時はとても違和感がありました。
予定を組んだりする時は気を付けてくださいね。

町と町の距離が遠い

本州と同じように一時間も走れば次の町が見えてくる、町は見えないけど山中のコンビニやガソリンスタンドはある
の常識が通用しない箇所があります。
そこで問題になるのが、便所事情です。
したくなった時にトイレがすぐそばにある。そんな時ばかりじゃないんですよね。
まだいいやぁ~。と本州の癖で次のコンビニまで伸ばすと大変な目に遭う時があります。
地球という便器に出来る状況ならまだいいですが、北海道は冷えるので手が悴んで思うように動かせない時があり四苦八苦します。

パンツの中に出しそうになった時が何度あることか・・・

湧き水が豊富

北海道は山とか連峰が多いです。
ニセコ・羊蹄山、十勝連峰、大雪山そして知床など、あの先が霞むほどの直線道路がある北海道の反面山も多いです。
その関係かなにか分かりませんが、湧き水が豊富です。
私はあまり飲んでいませんが、コーヒー好きの友人は
それぞれの湧き水でコーヒーを入れてどこが一番美味しいか調べたいんだっ!
と言っていました。

たくさんの人たちに会いました

北海道では沢山の人達とお会いできました。
偶々同じ時期に日本一周を始めたカブ乗りの青年
同じフェリーに乗った初めて北海道へ渡るオッちゃん
毎年決まった時期に会社を休み、北海道ツーリングに来る人
ドロップアウトして7月頃から10月頃まで決まったキャンプ場でキャンプするオジちゃん
奥さんの独断で運転手として連れまわされてるご夫婦

もちろん嫌な人も多くいましたが、ここでは忘れましょう。

カブ乗りの青年とは大間崎のキャンプ場から一緒に北海道へ渡りました。

タケルと乗船

日本一周中に連絡先を交換した数少ない友人です。

北海道のキャンプ場は管理人が居ても無料な場所が多いです。
管理人が要るので、整備されていてとても綺麗です。
特にお勧めなのが霧多布岬キャンプ場

霧多布岬キャンプ場

きりたっぷりの霧多布岬キャンプ場


霧多布キャンプ場平野

奥に見えるバンガローは有料ですが、手前の芝の部分はフリーサイトです。
この芝は管理人が定期的に芝刈りをしてくれています。

また、本当に多くのバイク乗りが入国しています。
正直、不快な思いも何度もしました。
君の方が遠くから来てるんだね。
君は遅いんだから道路の端っこを走って
等々マウンティングを取ろうとしてくる人も結構居ました。
不愉快なので忘れるようにしていますが、思い出してしまうと残念な気持ちになりますね。

文才がなく、駄文にしかならなそうなのでこの辺で。
次は東北~長野のバイト開始までです。
~つづく~

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