400ccのアメリカンも載ってました

古いブーツ

やっと思い出のブーツを直しました。
2008年ごろに購入し、2011年ぐらいまでメインで履いていたブーツでした。
素材はスウェード。
初めてのブーツで、もうどういう経緯で買ったのか覚えていないぐらいです。

古いブーツ

履かなくなった理由は、エンジニアブーツを買ったからとソールがべろべろに剥がれたから。
前側のソールが剥がれ、まともに歩けなくなったので履かなくなっていました。
直すかどうか、10年ぐらい悩みやっと直しました(笑)

治って手元に来ると不思議ですね。
昔のことをバババっと思い出しました。
すっかり忘れてしまっていた400ccのアメリカンバイクに乗っていた時があったんだなぁと。
当時大型バイクに乗っている人達が俺に向けていた目線、少し400ccを見下すような大嫌いな目線
今の自分はどうだろう。
そんな大切な思いがよぎったので、自分なりにお勧めの400ccのアメリカンバイクを挙げていこうと思います。
自分の経験を踏まえてね。

バルカン400シリーズ

400ccで一番のおすすめなのは、やっぱりバルカン400
バルカン800と同じフレームを使っているので、他の400ccのアメリカンよりも大柄です。

一応、バルカン400シリーズは「バルカン400Ⅱ」と「バルカン400クラシック」、「バルカン400ドラフター」の三種類です。

下の画像は奥がスティード、手前の黒いのがバルカン400です。
20cmフォークを伸ばして寝かせたスティードとの比較が出来ると思います。

バルカンとスティード

フロントタイヤがほぼ同じ位置なのに、リアタイヤはバルカンの方が長い位置にあるのが分かると思います。
バルカンはそれぐらいでかいバイクです。

フレームの違いでいうと、もう一つ。
ガソリンタンク下のフレームが一本という点。
バイクを乗っていくとカスタムしたくなってきますが、ガソリンタンクのカスタムをしたい時にとても影響する部分です。

以前乗っていたバイクのタンクフレーム部分です。
画像の上下にある黒いパイク状のものがフレームです。

フレーム

バルカン以外の400ccアメリカンバイクは、このフレームの上に乗せる感じでタンクを固定します。
ですが、バルカン400シリーズはこのフレームが真ん中に一本だけなので固定方法が少し変わっています。
変わっていますがハーレーも一本フレームで、同じ固定方法なのでハーレーのタンクが付けやすいです。
小さいガソリンタンクのアメリカンバイクに乗りたいなら、バルカンシリーズはお勧めです。
細くもなるのでフリスコスタイルのカスタムもしやすいです。

他の国産アメリカンバイクと比べて大きな違いは、キャブレターが一つです。
これは良い部分もあるし、悪い部分もあります。
良い部分は、みんな大好き三拍子が出しやすい。
悪い部分は、走りが少しもたつく時がある。ですね。

三拍子は、ハーレーが代表的な排気音ですね。
ドコドン、ドコドン、ドコドンっていうあれです。
ハーレーもキャブは一つなので、バルカンもそれを踏襲している感じですね。

走りが少しもたつくのは、キャブが一つなのでアクセルワークに燃料の供給量が追い付かず、エンジンがくしゃみをすることがあります。
急加速する時にエンジンはもっと燃料が欲しいのに、それを与える事が出来ない時があります。
まぁそんな場面はあまりないんですけどね、普通に走る分には全く影響は無いです。

バルカンが残念なのは、良い中古車両が手に入りにくい点かと思います。
デカいフレームに、ハーレーのタンクも付きやすいのでカスタムベースになる時が多かった時期があるのが要因でしょうか。
漢KAWASAKIでもあるのでオイル漏れも、オイルが入ってる証拠と解釈出来るならかなりお勧めのバイクです(笑)

スティードシリーズ

前述のバルカンが大きさでお勧めなら、スティードは安定さでお勧めです。
世界のHondaのスティードは故障知らずで長距離も安心でした。

ちなみにスティードシリーズは、VLX、VCL、VSE、VLSの4シリーズあります。
標準のVLX、簡略化のVCL、リアをディッシュホイール化したVSE、スプリンガーフォークのVLSです。
エンジンやサイズに関しては殆ど大差無いです。
中古で買う時にはVSEとVLS狙いの人以外は気にしないでも大丈夫です。

私が乗っていたのはスプリンガーフォークのVLSでした。
バルカン400を見てもらっていた大阪のバイク屋にたまたま在庫してあったVLSを購入するに至りましたので、本当に偶然です。

VLS

きれいですねぇ~
カスタム個所も数か所ありましたが、センスが良いカスタムで本当に良かったです。
シーシーバーもあったので、荷物を縛り付けて色々走りに行けました。

初フェリー

バルカンからの乗り換えだったので、どうしても車両の小ささは目に付きましたがそれ以上に安定して安心して乗れました。
バルカンは手のかかる可愛いカマチョ、スティードは安心を与えてくれるお兄さんって感じでした。
最終的にスティードはshadowと名前を変えてしまいましたが、shadowは少し車体も大きくなり乗りやすくなったそうです。

ブーツの思い出がバイクの思い出

ブーツを直したことでバイクでの思い出がどんどん出てきました。
400ccのアメリカンは馬鹿にされがちですが、昨夜ハーレーで走っていたら400ccのアメリカンが前を走っていました。
無茶苦茶早いんですよね、国産の400ccアメリカンって。
抜けませんでした笑
加速も最高速も多分国産の方が勝っています。

バルカン1500に乗っていた時もドラッグスター400に乗っている友人がいました。
バイパスで競争しても400ccの方が早かったのを思い出しました。
調べてみると今や新車で入る国産400ccアメリカンバイクは無いと知って衝撃です。
バイク乗りとしてショックです。
バイク文化が廃れないようにしていきたいですね。

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