2017年5月1日~5月15日 岡山から沖縄上陸~日本一周ツーリング第三章~

これまでのあらすじ~2017年日本一周ツーリング~

2017年4月9日~4月16日 出発から淡路島上陸~日本一周ツーリング第一章~

2017年4月16日~5月1日 淡路島から四国脱却まで~日本一周ツーリング第二章~

この時期は沖縄が梅雨入りをするかしないかで、どうせだったら梅雨に入る前に沖縄を満喫しておきたいと思い走ってました。途中から。

九州はほぼ突っ切ったので一泊しかしていませんね(笑)

最終的には沖縄から北海道へ行く時にゆっくり走ればいいと思ってました。

それまでは縦横無尽に右往左往して迷走していました(笑)

とりあえずこのまま南下すると、明石海峡大橋からしまなみ海道間が走れていません。

なので一旦兵庫まで北上し、そこから迷走期間の後沖縄へ渡ります。

しまなみ海道を渡って尾道に入って一番最初に思ったのは人が多い!車が多い!でした。

ちょっと走っては信号で止まり、車の多さ信号の多さににイライラしてしまいました。

キャンプ場の数も少なくて無性に不安になってしまいました。

それでも一本奥に入ってしまえばこんな景色も

かなりストレスを感じたので早いうちにキャンプ場へ入りました。

そこのキャンプ場で男子大学生二人組と遭遇

晩御飯をご馳走しようとしたが、時間が合わず声をかけれなかった

翌朝、朝食を作るタイミングで思い切って声を掛けて一緒に朝ご飯を食べました。ご馳走と言える程の物が用意できなかったのが残念です。

この二人組はバーナーも持たずに何度もキャンプツーリングへ行っているそうです。

しかも一人はGPZで自分でメンテナンスも全てやっていて感心しました。

私も学生時代から沢山の大人たちにお世話になりました。

その人たちから受けた恩をこういった形で、自分より若い人へ、広げていけたらいいなぁと思っています。

四国に入る前に和歌山でオイル交換をしたっきりでしたので、メンテナンスをしにバルコム福山へ向かいましたが、生憎の定休日でした。これだから大型連休は・・・

駐車場でSNSを更新していると地元のハーレー乗りの方が来ました。

この方も営業中と勘違いをしていました(笑)

SNSを交換して、H-D倉敷の事を教えてもらいお別れしました。

この日はそのまま岡山のお寺が開放してる無料キャンプ場で一泊しました。

このキャンプ場でも一緒になった人たちと焚火をしました。

四国でお会いした人達とも、会社を辞めて、こうして走らなかったら会う事の無かった人たちと会えた。そうした実感がフツフツと湧いてくる夜でした。

しかし翌朝、ドラゴンフライが不調になってしまいました。

ポンピングしても手ごたえがなく圧が抜けてる感じがしました。

キャンプ場の人たちに相談しながらポンプOリングを交換したら治りました。

念の為とドラゴンフライのメンテナンスキットも揃えておいてよかったです。

迷子になりながらも1日走っていれば兵庫県に着きましたが、日は沈み看板の明滅にセンターラインまで見えなくなってしまいました。

偶然目についたネットカフェへ入り一晩過ごす事に

初のネットカフェで寝カフェです。

駐車場に荷物満載のバイクを置いておくのが不安だったので、荷物は全て店内に持ち込みをさせてもらいました。

久しぶりに触るPCに感動しつつ夜を過ごしました。

兵庫は縦に長く、北と南でかなり違うと聞いた事があるのでとりあえず北上しました。

とっても快晴で空が青く高いです。



与謝トンネルの手前で赤と白の素敵なツートーンカラーの車両に見初められました

19km/hオーバーで罰金9000円也

対向車がパッシングしてくれてるにも関わらず意味が汲み取れず速度超過してしまいました。

京都県道58号と668号線はとても気持ちの良い道だったのを覚えています。


鳥取を通過する際には四国でお会いした薫さんと連絡を取り合い再会出来ました。

お友達の松下さんも紹介してもらい一緒に走りました。

美保関灯台とベタ踏み坂を案内してくれました。


ずっと一人でいると自分の写真がないだろうと薫さんが撮ってくれました。

こういうの嬉しいですね。顔かくしちゃってるけど(笑)

この日は快晴で大山も見る事が出来ました。

漁船のサルベージもやってましたよ(笑)

空気が澄んでると隠岐の島(島後島)まで見えるらしいです。

移動中に大芦によってくれて一休み

なんだこの水の透明さは

お別れしてからは国有林でビクビクしながらキャンプ

夜の内から快晴が嘘のような雨

服もテントのベチャベチャになっていたので乾かすために早めに岡山県のキャンプ場へ戻る

当然一晩じゃ乾かないので荷物に括り付けて、排ガスまみれの風で乾かす

広島のキャンプ場に2~3日滞在して岡山県の方へ山の道を楽しみつつ、少しのんびりして体を休めていました。


広島最終日の夜遅くににサイクリストが来ました。

彼とは一緒に焚火をしました。

直火でやるしか無かったので難しいです。

本格的に梅雨が近づく事に焦りを感じつつ、雨対策を何度か考えていました。

コンテナチューブは完全防水の”はず”なので大丈夫と過信しましょう。

問題はその上の荷物達をどうするか。といっても金は使いたくないし有り物で対策をしたい。

と考えると出来る事は限られてきます。というか一つです(笑)

こうなりますね。

バイクカバーを使った雨対策で、荷物カバーに変貌させてます。

丁度雨模様の空なので目的地も決めずにテストランしました。これが失敗だった・・・

ちょっとシャレにならないぐらいの大雨になってしまい、キャンプは断念しました。

ついでに全てが嫌になりひたすら先へ進んでしまい山口県周南市まで行ってしまった。

結局翌日、悩みに悩み戻る事に。まだ見ていない場所、景色がある。

ルートも行先も行きたい場所も決めていないから無駄に走る。無駄に走るとガソリンも無駄になり、タイヤ等の消耗品も無駄に摩耗してしまう。

せめてもの抵抗で錦帯橋を見て戻り、宮島へ渡る。


宮島といえば世界文化遺産に登録されている厳島神社ですね。

他にも鹿もたくさんいます。

宮島の厳島神社の裏側にキャンプ場もあります。

このキャンプ場でご飯を食べると鹿が狙ってくるので注意してください。威嚇しながらの落ち着かないご飯になります。

厳島神社へ行くタイミングは大潮の時期がお勧めです。

私はたまたまこのタイミングになり大鳥居の足元まで行けました。ほかの時期はどうなるか知りません。

あと、本陣の中へ入るのは修学旅行生が少ない朝が一番いいと思います。早起きの大人だけが楽しめる神秘的な時間です。


夜にはライトアップされて、大鳥居の遊覧船が出ています。

遊覧船は水深があって、風が弱いと大鳥居を潜ってくれます。

宮島には他にも清盛神社や千畳敷(豊臣秀吉公)等歴史的な建造物が多いです。一日中島を歩き回ったので翌日筋肉痛になりました。

歴史を勉強する気になりますよ。気だけね。

宮島には二日間滞在し本州へ戻りました。

宮島から帰りのフェリーですれ違う車の方々から
『頑張れよ~』
『気をつけてなぁ』
と沢山声をかけてくれました。

海沿いではなく山を通り山口県へ行きます。

川と共に北上と南下を繰り返し、気持ちいい道を走ります。

そしていよいよ日本最大のカルスト台地秋吉台へ

看板見ただけでわくわくします。曇りだけど

ん~・・・なんとも微妙ですね。

四国カルストが快晴で物凄いインパクトだったので少しがっかりでした。

本当は秋芳洞とセットで楽しむといいのかもしれませんね。

県道を通って下関市へ

この日は天気が一気に崩れてコンビニの駐車場で途方に暮れました。

キャンプ場に入るもテントの周りは水たまりで一杯。水の侵入にビクビクしながら就寝出来ました。

翌日は朝から陽が出ていたので乾かすためにノンビリ出発します。

結構でかいキャンプ場で地元の人たちの散歩コースらしく、こんな事をしていると沢山の方々に声をかけてもらいました。その流れで火の山公園という観光地を教えてもらいました。

関門橋と九州が間近に見えるそうです。

日本陸軍の要塞があった場所で、日本三大要塞の一つになってます。

さて、いよいよ関門橋を渡ります。渡るのは二度目です。初めて渡ったのは2015年、その時は雨が降っていましたが、
これから違う大陸へ行くんだ!
ととても感動しました。

今回は晴れ!!


この渡る時が好きです。


ところが、渡った先のルートを決めていません。地図もコンテナチューブの中なので、荷物の一番下にあります。


この時は真っ先に沖縄へ行きたかったので、九州を突っ切るはずのうる覚えのルートで走ってました。


目指せ鹿児島港!



とりあえず鹿児島まで行ってしまえば無料キャンプ場は知っているので急ぐ。



陽が沈んでしまったがまだまだ遠い


真っ暗になってからどうにかキャンプ場に着くとサイクリストの先客が迎えてくれました。


なんと与論島から帰ってきた人でした。ハーレーも持っているが今回は自転車で行ったとの事で色々教えてもらいました。


写真も撮ってもらいました。



後は鹿児島新港へ行き、沖縄までのフェリーを手配してもらいました。



鹿児島のこの森の中感がすごい好きです。



乗船までは時間があったので、鹿児島のディーラーへ行き沖縄から帰ってきたらすぐにタイヤ&オイル交換が出来る様にお願いしておきます。


さらば本州。しばしのお別れだ。



~続く~

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です