これまでのあらすじ~2017年日本一周ツーリング~
2017年4月9日~4月16日 出発から淡路島上陸~日本一周ツーリング第一章~
2017年4月16日~5月1日 淡路島から四国脱却まで~日本一周ツーリング第二章~
2017年5月1日~5月15日 岡山から沖縄上陸~日本一周ツーリング第三章~
関門トンネルを走って本州の山口県下関へ移動してきました。
南下する時にも使ったキャンプ場へ行くと先客がいて、一緒に焚火をしました。
この方からニンニクの皮ごと丸焼きを教えてもらったり、単三電池を大量に頂いたり荷物を運んでもらったりお世話になりました。
久しぶりのキャンプ場だったのでテントを干したり荷物を整理したり、朝にノンビリ出来ました。
キャンプ場の池が朝日を浴びて靄が立ってとてもきれいでした。
靄(もや)?けあらし?蒸気霧?分かりません。
バイクに積載していると、自転車で日本一周した事がある人に話しかけられ珈琲を頂きました。
お勧めの道を尋ねると、秋吉台よりも角島大橋や千畳敷をお勧めされました。
ちょうど、日本海側です。
太平洋側は南下する時に走っているのでちょうどいいです。
途中、国指定天然記念部の『川棚のクスの森』へ寄れました。
樹齢1000年クラスの一本のクスがまるで森のように枝を伸ばし広がっています。
この場所でも地元の方に話しかけられ応援されました。
海沿いの道には風車が並んでいるみたいです。
海沿いの道よりも田畑や森、山が見える道が好きです。
はい、角島大橋
水がとても綺麗ですね~。透き通って見えます。
せっかくなので撮ってもらいました。
とりあえず渡ります。
特に何もないんですけどね。
当日は特に意識はしていませんでしたけど、この日は日曜日だったんですね。
やけに人が多いですね。
こういった有名どころは平日に来るのに限りますね。
迷子になりつつ川尻岬まで来ました。
ここから先端までは15分程度歩くので行きませんでした。
ん~・・・折角なので行くべきでした
千畳敷へ
なんだろう・・・牧場?いまいちよく分からない
また道の駅で一泊させてもらいましたが、晩御飯を作る前に地元のライダーの方と偶然お会いし、2~3時間喋り珈琲をご馳走してくれました。
この日が丁度50日目でした。
翌朝にTwitterのタイムラインで流れてきた元乃隅神社の事を道の駅の店員さんに聞くと快く教えてくれました。
朝食でニンニクを大量に食っていたので、不快な思いをさせてしまったかもしれませんが気にしない!
元乃隅神社自体は手持ちの地図には載っていなかったので、同じ駐車場の竜宮の潮吹へ向かって走ります。
鳥居がとても綺麗です。
竜宮の潮吹は元乃隅神社の正面の崖に波がいい感じに当たり噴潮現象の事です。
最大30mも吹き上がる事もあるそうです。
丁度団体ツアーバスと同じタイミングで到着してしまいました。
中年のおば様方にカメラマンとしていい様に使われてしまいました。
他人に撮らせておいて、撮り返しを断るのはどうかと思います。
気を取り直して気持ちの良い道を走ります
海沿いを走り、内陸へ
この辺の内陸は田畑と山に囲まれて本当に気持ちが良かったです。
山陰道は高津川に沿って北上しています。
三段峡辺りを時計回りで回りたかったのでちょっと複雑なルートで走りました。
銅ヶ峠で壮大な景色が見えました。
この日は海が見える公園でキャンプ。
綺麗な三日月も見えました。
買出しに向かうスーパーへの道で感動的な夕日を見ましたが、瞬間的で写真など撮る余裕がなかったです。
この時期には日の出も早くなっていました。
設営場所によっては6時前にテントの中が暑くなり二度寝も出来なくなっていました。
ただ海辺を北上してもつまらないので、内陸入りながら南下したり、北上したりしました。
来島湖の手前で再び通行止めに遭遇したので、迂回で県道へ。
緑のトンネルを走り三瓶山へ
このパーキングでBNW乗りの方とお話をし、7月ごろに北海道へ行くと言っていました。
もし北海道で再会出来たらご飯をご馳走してもらう約束をしてくれました。
再会を信じてお別れです。たまの贅沢を期待して・・・
この辺りから案内板には”出雲”の文字が見えてましたが、出雲大社の事が頭から抜けていました
なんだこれ(笑)
調べてみたら、くにびき海岸大橋のモニュメントでした。
くにびき神話の綱をイメージしてるらしいです。
道の駅大社ご縁広場にバイクを停めて出雲大社観光です。
境内には因幡の白兎のウサギが沢山ありました。
バイクを停めた道の駅でそのまま一泊しましたが、夜にテントのファスナーを開ける様な音が聞こえたり、朝には駐車場にパトカーが三台来ていたりちょっと穏便じゃない道の駅でした。
天気も悪くなる予報なので日本海側を北上します。
沖縄へ南下する時に無料で、屋内で夜を明かせる場所をしっかり確認してあるのです
素晴らしい未来予知とタイミング
東洋一の高さがある出雲日御碕灯台へ
この周辺には屋台が立ち並びあまりゆっくり出来る雰囲気ではなかったです。
とても不気味な猪目洞窟を発見。
珍しくバイクを停めて観光しました。
うむ。とても不気味な看板と雰囲気でした。
あの世、黄泉へ繋がる洞窟らしいです。
中は漁師さん達が使ってる感じがとてもしますが、奥までは怖くて行けません。
対岸にあるあの穴も気になる
遠くに見えるのは十六島風車公園の風車だと思います。
盛大に道を間違えて(武蔵坊に呼ばれて)鰐淵寺(がくえんじ)へ行ってしまいました。
途中から明らかにオカシイと思いましたが、信じて進みました。
お気に入りの写真が撮れたから良しとします。
宍道湖、中海を通り大山へ。
天気もあんまり良くなかったし、デジカメのバッテリーも少なかったので写真少な目・・・
途中眠くなったので広い非難帯でごろ寝してました。
夜は本格的な豪雨でした。
無事屋内に入る事が出来て夜を明かせました。
ちょっと森の中で、雷が落ちないか心配したり、何か分からない音がしたりしましたが、濡れないだけで天国です。
朝は地元の人と2時間程度雑談をして出発です。長いよ
雨上がりでこんなに快晴東郷池
ちょっと迷子になりつつ、日本海沿いで北上します。
そしてハーレーが一台日本に来ました。
オイル交換をしてもらったライダーススポットムラタさん。
ちょうどUSからハーレーが納車されて来たみたいです。
かなり良心的な店の印象を受けました。
近場だったら絶対お世話になってるお店です。
積載したままメンテナンスしてる光景が好きです。
鳥取といえば鳥取砂丘
こいつのお陰で周辺道路を走る時に目が痛かった。
砂を運んでるダンプが多すぎて、砂が舞うんでしょうね。
結構密閉性の高いゴーグルしてても砂が目に入ってきました。
外国人にシャッターを任されたので、こっちもお願いしました。
一人ではしゃぐ奴
岸まで行ったけど写真が無い・・・
とにかく広大でした。あ、広島大学じゃないですよ~。
山陰海岸を走ります。
山陰海岸ジオパークってやつがあるんですね。
山陰海岸に限らず、日本海側は太平洋側と違い荒々しい印象を受けます
断崖絶壁が多いというか、岩がむき出しなんですよね。
城崎温泉の海側を走り、久美浜湾をぐるっと回って地元の人にお勧めされた経ヶ岬へ
この辺りから遠くのほうで雷鳴が響いているような音がしていました。
まわりに何もなく、雨を避けれるような場所も無くこれまで史上最悪の夜になるのはなんとなく予感していました。
道の駅の近くにあったでかい駐車場の内にあったデカい庇を利用させてもらいました。
邪魔になるといけないのでテントも寝袋もなし、ブルーシートの上に荷物とわが身を置き一晩過ごしました。
空では雷がピカピカ光りとてもきれいでした。
奇しくも天に誕生日をお祝いしてもらってる感じでした。
翌朝の空は分厚い雲に太陽が当たって好きな感じでした。
さて、荷物を整理して出発です。
天橋立が近くにありますが、どこにあるのか全く分からずスルーしました。
近くから見ると意外と分からないものですね。
そのまま海沿いを北上してもつまらないので兵庫、京都、大阪の県境周辺まで南下しました。
ホント好き、こういうの。
こんな道(国道)を使って北上
そのまま周山街道も走って更に北上
快晴の様にも見えますが、この辺で小雨に降られています。
この日はとても寒く震えながら走っていました。
暖かそうに見えるんですけどね~
星空が美しいらしい名田庄を通り海沿い側のキャンプ場へ
なんとなく誇らしげに見えるバイク。
本当に不思議だけどこの後買い出しに行った時に雨に降られてます。
こんなに日差しが降り注いでるのに。
この夜は日本一周中で初めての下痢になり、短時間でトイレに3回駆け込みました。
恐らく晩御飯の肉にしっかり火が通っていなかったのが原因です
三方五湖へ行くついでに常神半島の大ソテツを見に行きます。
港町に入ると入り組んでいるので駐車場にバイクを停めて歩きます。
普通の民家の庭にあるんですよね・・・
熊川宿まで南下してメタセコイヤ並木道を走ります。
滋賀県には何度も行ってますが、実はメタセコイヤ並木道は初めて走ります。
晴れててよかった!
この時期には梅雨が目前で、早く北海道へ逃げる事ばかり考えていました。
遠くを見ると分厚くて黒い雲が広がっていました。
天気予報は曇り雨の予報ばかり。
焦ってしまい、嫌になり殆ど真っすぐ北上しました。雨コワイ
石川、富山、新潟、山形と殆ど真っすぐ北上します。
山を走ろうと内陸へ行こうとも思いましたが、海沿いの方が正しいと感じたので日本海側で北上です。
この辺りは東日本一周ツーリングでも走っていて、懐かしい景色、道に感動しながらも北上。
山と海が近い日本海。
荒々しい岩が多く、自然の凄さとそれを切り拓く人間の凄さを垣間見えます。
快晴になっていて気持ちいい
キャンプ場も以前と同じ場所を利用しました
無料のキャンプ場ばかり使っていましたが、2000円越えのキャンプ場は流石でした。
虫が全くおらず、落ち着いた夜を過ごせました。
新潟県と山形県辺りの道の駅はキャンプ禁止の看板が多数立っており、なんとなく気まずい雰囲気でした。
125ccぐらいのバイクに乗った高校生らしき集団と話しましたが、彼らはシングルバーナーを持ってロングツーリングに行くのが好きらしく、旅人の雰囲気がムンムンしていました。
山形県と秋田県の境にある鳥海山へ
遠くの方から雪化粧している山が見えていて、それが鳥海山でした。
山頂付近では雲よりも高い位置まで上がり、山、町、海が一望出来ました。
6月の前半でしたが駐車場には雪塊もありました。
下山して秋田県の市街地へ。
秋田といえばナマハゲのデカいオブジェですね。
そして個人的に大好きな大潟村へ
写真は未舗装ですが、間違えて入っただけで基本的には全て舗装路です。
こんな真っ直ぐな道が続く北海道の様な道です。
周りは田畑が広がり最高な道
しかも村内に無料キャンプ場があります。
この日の夜は三重県からZRXの方と一緒になり、不安に思っていた事を相談させてもらって元気をもらいました。
おそらく、この日に相談が出来なかったら途中で諦めてしまうか、暗い気持ちを引きずったままだったと思います。
この方、三重県から高速を使いながら1日で秋田県まで来たそうです。1200km走ったそうです。
そのまま北上し青森まで行きましたが、鯵ヶ沢市周辺で海上に山々が見めていました。
まさか北海道?結構な遠くからでも見えるんですね。
青森県では、以前のツーリングで頭から離れない景色がありました。
仏ヶ浦辺りで見えた山(森)の向こうに海が見えて、その奥に山が見える景色。
これが見えたからとりあえず満足。
まっすぐ大間崎へ
大間崎では日本一周者の先客がいました。
静岡発でカブ90で日本一周中でした。
なぜかギターを持ち歩き弾き語りをしてくれました。
本州最北端の石碑と朝日
これで暫くは本州で朝日を見る事はないでしょう
いざ北海道!